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ただの末澤担の独り言

自担の人生初ブロードウェイミュージカル

6月18日から7月3日まで東急シアターオーブにて開催されていた「THE BOY FROM OZ」を観劇してきました。

主演は坂本昌行くん、共演にて私の担当である末澤誠也くんが出ていました。

元々舞台自体は何度か見たことがありましたがブロードウェイミュージカルは人生初で初日を迎えるまでドキドキしていました。

いざ幕が上がると坂本くんの圧倒的歌唱力、共演者の方々の演技、そしてオーケストラの生演奏と驚くことばかり。2幕にしてついに誠也くん演じるグレッグ・コンネルの登場。普段の誠也くんとは違い低めの声に前髪を上げた髪型、1つ1つの演技を見逃すまいと初日はずっと双眼鏡越しでグレッグを見てました。初日の帰りの電車は初めてだらけのことを経験したからなのかもうほとんど記憶飛んでましたね笑 ただ凄いとしか感想が出てきませんでした。

2回目の観劇でもやっぱりストーリーに着いていくのが必死でした。

でも3回目、4回目と回数を重ねていくうちに大まかなストーリーだけでなく登場人物達のそれぞれの思いや役者さんたちの細かな演技まで見ることが出来ました。もちろん何回見てもハンカチは必須でしたね。

坂本くん演じるピーター・アレンが子供の頃パブでピアノを弾いてる時窓の外からお父さんがこっそり見ていて、面と向かうと「ピアノなんか何の役にも立たない」って言っていたのに、楽しそうにピーターの事を見ていたのを語り部である大人のピーターが知って嬉しそうにしていたシーンが個人的にはめちゃくちゃ泣けました。

もちろん、ピーターとグレッグのシーンは涙なしでは見れませんでしたね。

ライザと離婚、コンビは解消、ついに1人になってしまったピーターにグレッグが現れ恋人になり、グレッグは自分のキャリアを捨ててまでピーターのビジネスパートナーになる。そして新しいマネージャー ディー・アンソニーと3人で新たなスタート。仕事は順調に進みピーターの人気もうなぎ登り、ついにはラジオシティ・ミュージックホールにてコンサートをやるまでに。そんな人生の絶頂に立った時にまさかのグレッグのAIDS発覚。愛する人がもうすぐ亡くなってしまう悲しさ、グレッグは今までピーターは自分のためだけに生きてきたことを知っているからピーターに自分がAIDSであることを伝えた時「逃げ出すなら今のうち」って言ったのかな。それでもピーターは逃げずに最後までグレッグのそばに居ることを選んだ。グレッグはきっと最後までピーターがスターとして輝く姿を見れない事が何よりも悔しかったのかなと私的には感じました。だって今まで自分が作り上げたキャリアを捨ててまで、愛するピーターのそばにいて支えてたからきっと最後までピーターの事を見てたかったよね。そこまで考えたらもう涙止まりませんでした。

グレッグが亡くなってからピーターの元に現れて「愛してる」って言うのが儚すぎるし生きてる時はグレッグの性格からしてきっと面と向かって言えなかったから素直に愛おしそうに言うシーンは毎回号泣しました。

毎公演終わる度にピーターとグレッグは幸せだったのかなってふと考える瞬間があったけど間違いなく2人は幸せだったなと思いました。

当時は同性愛ってきっと今みたいに理解されないし生きにくかったと思う、しかも表舞台に立つ人だし色んな人に白い目で見られたんじゃないかな。それでも2人支え合い愛し合って生き、何年経ってもこうやってブロードウェイのミュージカルとして舞台になり、沢山の人に愛されてる。本当に素晴らしい作品だなと思いました。

この素晴らしい作品に出演者として誠也くんが出ていたこと、ファンとしてとても誇らしかったです。

誠也くんの新たな一面を見れて、誠也くんの晴れ舞台をこの目で見れて幸せでした!💋

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